学習や生活サポート 松本深志高 オンライン授業好評

新型コロナウイルス感染予防で休校していた県立高校が順次、分散登校で授業を再開しているが、登校日以外はオンライン学習が続く。今月半ばには通常日課に近い時間割でオンライン授業を実施していた松本深志高校(今井義明校長、928人)では、健康や学習に関する生徒アンケートもネット上で集約して対応するなど、ICT(情報通信技術)の活用が進んだ。
1年生(7組・282人)は授業開始前、10分間の学年合同ショートホームルーム(SHR)をライブ配信で実施。4月中旬に1クラスが始め、他のクラスの生徒の要望もあり、各組の担任らが当番制で全組を対象に行うようになった。
20日は畠山忠史教諭が、生活の様子を尋ねた生徒アンケートの結果や、苦境を乗り越えるヒントとなる新聞記事を紹介。最後に視聴した生徒が各自の組名と出席番号を入力し、担任7人がカメラの前でそろって手を振って終えた。
「SHRで話す内容は、各教諭が得意分野を生かし、工夫を凝らしている。生徒にも好評で、毎回200人前後がライブ視聴している」と学年主任の佐々木康彦教諭。
授業は▽ライブ動画▽録画の配信▽ネット上や郵送で配布するプリント教材─の3本柱で実施し、生徒には「(SHRを含めて)顔出しや通話は任意なので気軽に参加できる。チャット機能で質問もでき、発言しやすい」「(授業動画を)繰り返し視聴できる」など好評といい、保護者の一人は「普通なら関われない学校の様子が見られる」と利点を話す。