【なないろキッズ】 #40 ネットのイラストを活用

非常時には、普段の生活・行動が制限されたり、命や健康を守るために守ってもらいたいことなどが増えたりします。自閉のタイプのお子さんにとっては、ただでさえいつもと違う状況で不安なのに、余計に許容範囲が狭くなり、受け入れにくくなりやすい傾向があります。
といっても、本人にとってのメリット、デメリットを丁寧に説明することで、本人が納得すれば驚くほど忠実に守ってくれる子も多いです。無理だろう、伝わらないだろう-と諦めずに丁寧に伝えてみましょう。
その際、「視覚支援」「視覚的に伝えることが重要」と言われても、「私は絵を描くのが苦手だから…」「ずくがないから…」と、ハードルが高くなりがちです。ですが、今の時代はさまざまなイラストがインターネットなどで入手しやすくなっています。また子どもに分かりやすく視覚的に情報をまとめてあるウェブページも増えています。
使いたいイラストは、検索バーにキーワードとともに「イラスト」と入れて検索したり、画像検索したりするといろいろ出てきます。
例えば今回の新型コロナウイルスのことについていえば、左記のように、子ども向けの情報を提供してくれる専門家や、さまざまな立場の人がいます。こういったものをどんどん活用していくのはお勧めです。