2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

松本の小学生軟式野球9チーム再開 グラウンドに笑顔

松本市少年軟式野球連盟に加盟する小学生11チームのうち9チームが6、7日、新型コロナウイルスの影響で休止していた活動を約3カ月ぶりに再開した。ウイルス感染予防に努めながら、仲間との久しぶりの練習に汗を流し、グラウンドに児童の笑顔が戻った。今月は“リハビリ期間”とし、7月以降の大会開催を目指す。
市内8校の3~6年生23人が所属する北原町少年クラブは、芳川公園グラウンドで練習を再開した。学校は再開したが、別の学校の選手と顔を会わせるのは2月末以来。久しぶりに同じユニホームに袖を通し、再会を喜び合った。
ウイルス感染やけがの予防のため、この2日間は練習時間を半日に短縮。ランニングやダッシュ、キャッチボールなど軽めの練習から始め、フリーバッティングやノックなどで徐々に体を慣らした。各メニュー間に休憩を多めに取り、こまめな手洗いを徹底。プレー中以外はマスクを着用した。
活動休止中は家でシャドーピッチングや素振りをしていたという投手兼一塁手の佐藤桃子さん(芳川6)は「久々のチーム練習で疲れたけど、みんなの顔が見られてうれしい」。右翼手の滝澤みこさん(同)は「1人では味わえない野球の楽しさを、改めて知ることができた。早く試合がしたい」と息を切らした。
今季の主将で捕手の高畑柊太君(同)は「小学生最後の年。これまでいくつかの大会が中止になったが、残りの大会に向けて全力を尽くす」と前を向き、佐々木克弘監督(54)は「長い休校と活動休止で、選手の体力低下を感じる。体調管理を徹底し、けがのないように気を配りたい」と話した。
小学校のグラウンドを練習拠点にしている残り2チームは、学校の使用許可が下り次第、活動を再開する。

小学生の軟式野球は今季、「小学生の甲子園」といわれる全国大会「マクドナルド・トーナメント」(8月)が中止に。昨季は地域15大会を主催した松本市少年連盟も、例年60チーム以上が参加して7~8月に開く県内最大級のミズノ杯など、これまでに4大会の中止を決めた。
同連盟は7月11、12日からの大会開催を目指して準備を進めており、小林則行事務局長(53)は「感染予防を徹底し、中止となった大会の分まで、子どもたちに活躍の場をつくってあげたい」と力を込める。