伐採して眺めよく 大平あやめ公園池

木祖村菅地区にある農業用温水ため池「大平あやめ公園池」で7日、池の周辺の木の間伐や除伐、草刈り作業が行われた。2010年に農林水産省の「ため池百選」に選定された観光スポットの景観の維持や、里山整備が目的。菅生産森林組合と菅地区里山整備利用推進協議会が連携して初めて取り組んだ。
役員ら参加した約20人は、池の水辺の村有地で、込み合った場所などの木をチェーンソーで切り倒したり、草刈り機で手入れをしたり。池の周囲の遊歩道からの視界が格段に広がった。整備した水辺には、7月上旬にカエデ15本を植栽する予定。
同組合の奥原積組合長は「こうした整備を進めることで、里山や森林整備への地域の関心、意識が高まれば」と期待する。

2万株余の花も見頃に

池のほとりでは、池の名にもなっているアヤメが見頃を迎えている。地域住民が増殖や整備に取り組み、菅吉田地域自治協議会あやめ池公園委員長の奥原茂雄さんによると、約3万株が植わり、うち2万株ほどが開花。奥原委員長は「今年も美しく咲いた。密にならないように楽しんでほしい」と話す。見頃は20日ごろまでという。