味わいある「ぼろ織り」コースター販売

小谷村千国乙の一般就労が難しい高齢者や障害者らの授産施設「村社会就労センター」は、利用者が作った村の伝統的な織物「ぼろ織り」のコースターの販売に力を入れている。新型コロナウイルスの影響で企業から受注する軽作業が激減したため。製品を案内する文書やちらしを村内に回覧するなどしている。
ぼろ織りは、古着などの布を裂いて織り直した織物。同施設は一昨年から、観光土産品の包装などの作業が減る主に冬場の仕事として、ぼろ織りのコースターの製作に着手。利用者は北小谷作業所にある機織り機で訓練を重ね、今年2月から販売を始めた。
そんな中、新型コロナ禍によりグリーンシーズンになっても観光関連の作業の受注はないまま。コースターも宿泊施設で使ってもらったり、宿泊客向けに売店などに置いてもらったりする予定だったが、多くは見込めないため、これを紹介するちらしで、地域の人に購入を呼び掛けた。
指導員の安藤尚さん(51)は「初めて取り組む利用者も多く、熟練した技とはいかないが、楽しく丁寧に織っている味のある製品を多くの人に手にしてほしい」と話す。
1枚350円。問い合わせは村社会就労センター電話0261・82・2153