先輩移住者として支援 穂高の山下さん夫妻

県内に移住して成功した人が、移住直後の人やこれから移住を希望する人の相談に乗り、情報を提供する県の「信州暮らしパートナー」を、安曇野市穂高柏原の建築家、山下和希さん(60)と妻の美鈴さん(53)が委嘱された。夫妻は「移住相談は人生相談。心のよりどころになれれば」と話す。
夫妻は2011年、和歌山県から移住した。事前にブログに暮らしや気候など知りたいことを掲載し、県内在住者らから回答をもらっていた。ブログは移住後も続け、逆に移住希望者から相談を受けるように。これまで約110人の相談に乗り、30組が安曇野市一帯など県内に移住した。
夫妻が17年12月にフェイスブック上で立ち上げたグループ「信州移住ヨモヤマバナシ」のメンバーは、当初の19人から現在は約230人に。「情報を交換し、人と人とをつなぐ場」という。
移住に関する相談は、仕事や住む場所、学校教育に関するものが多いという。夫妻は「自分たちの経験を基に良いことも悪いことも伝え、マイナスをどうプラスに変えるかをアドバイスしたい」とする。相談などはメール(earthwork@aew-style.com)で。
県は同パートナーを計12人に委嘱。中信地区ではほかに、松川村に東京から移住した坂本剛さんにも委嘱した。任期はいずれも来年3月末まで。