北アルプス国際芸術祭 アーティストのメッセージ動画公開

大町市が会場の「北アルプス国際芸術祭」をはじめ、アートディレクターの北川フラムさん(73)が総合ディレクターを務める5つの芸術祭に参加、または参加予定のアーティストによるメッセージ動画の公開が始まった。写真動画共有アプリ「インスタグラム」上で、新型コロナウイルス禍での日常や思いなどを伝えている。
「アーティスツ・ブレス」と銘打ったプロジェクト。長いもので2分半程度で、それぞれの作家が母国語などで語り、日本語の字幕が付く。アーティストの自宅やアトリエで撮影されたものが多く、制作の様子、コロナ禍で変わった食への概念を語る様子など、短い動画の端々に作家の個性がにじむ。
ウイルス感染拡大防止のため、来年に延期(会期未定)された「北ア-」に参加予定(41組)のアーティストでは1日現在、5人が公開。グアテマラ出身のポウラ・ニチョ・クメズさんは、繊細なタッチの絵画を仕上げる映像の中で、「(ステイホームの間)ペットと一緒に家で絵を描いていました。来年、大町でお会いしましょう」とにこやかに語り掛けている。
同芸術祭実行委員会事務局で市まちづくり交流課の北澤好泰課長は「普段見ることのない作家の日常を知ることで、作品の見え方も変わるのでは」と話す。
来春まで順次アップ。同芸術祭ホームページにリンク先を掲載している。