高3感謝の最終試合 テニス中信予選で熱戦

新型コロナウイルスの影響で中止となった県高校総体の代替大会が4日、テニスとボートを皮切りに始まった。中信地区では国体少年の部の地区予選を兼ねたテニスが松本市浅間温泉庭球公園で開かれ、シングルスに中学3年~高校3年の男女計54人が出場。敗れて最後の公式戦となった高3生は、試合ができたことや仲間への感謝を口にした。

仲間と過ごした3年間悔いなし
松本第一・山本

男女ともノーアドバンテージの8ゲームズプロセット。
男子(37人)の山本聖(松本第一3)は、勝てば県大会進出が決まるブロック決勝で、中村賢将(松商学園2)にゲームカウント8-9で逆転負け。8-7まで先行したが、7点先取のタイブレークに持ち込まれ、6-5からライン際へのショットがわずかに外れてマッチポイントを逃し、最後はダブルフォールトで万事休した。
「強気で勝負に出たが、ふがいない終わり方だった」と山本。部長として部員23人を引っ張り「仲間と過ごした3年間に悔いはない。最後に試合ができたことに感謝したい」と言葉を振り絞った。

長丁場のラリー果敢な相手に…
松本第一・唐澤

女子(17人)は、ブロック決勝の敗者が残り2枠を懸けて争った代表決定戦で、唐澤塔子(第一3)が御子柴涼生(松本県ケ丘2)に5-8で敗れた。長丁場のラリー戦で、果敢に前に出てボールを打ち返す相手に屈した。
唐澤は「コロナのせいにしたくはないが、練習不足は否めない。ただ、全力は尽くした。仲間の応援がうれしかった」と感謝した。
高3女子で唯一、今予選から県大会進出を決めた野村向日葵(第一)は「ここまで一緒に頑張ってきた仲間の分まで、県大会で力を出し切りたい」と誓った。
ブロックトーナメントを制した男子8人と女子4人、代表決定戦に勝った女子2人の計14人が県大会(8月1、2日・同会場)に進む。このほかのブロック勝者は次の通り。
▽男子下島雅生(松商3)、宮沢颯努(同1)、川村洋嘉(第一2)、小林柊翔(同)、臼井捺(県ケ丘1)、岡紀良(菅野中3)、藤澤洸紀(三郷中3)
▽女子宮島理名(松本美須々ケ丘2)、百瀬愛莉(同)、山田愛純(県ケ丘2)、須藤沙瑛(丘中3)

県大会は、地区予選免除の県ジュニアランキング上位も出場し、64人が男女別トーナメントで争う。県高校総体の代替大会は8月初旬まで計16競技で開かれる。