鉛筆で緻密に「白馬マウンテンアート」展

白馬村北城のクラフト作家大塚浩司さん(59)は21日まで、安曇野市穂高有明のカフェ&ギャラリー「安曇野縁縁」で、「白馬マウンテンアート」と題した鉛筆画の展覧会を開いている。北アルプス白馬連峰を描いた原画21点と、原画を緻密に再現したピエゾグラフ約30点が並ぶ。
HBの黒鉛筆1本で精密画のように描画。作品には、それぞれ山の名前と、見た場所を書き添えた。「五竜岳五竜遠見地蔵の頭から」と「五竜岳松川河川敷から」は同じ山を描いているが、見た場所が違うため、武田菱の雪形の位置が異なる。高瀬川右岸道路から見た鹿島槍ケ岳の絵には太陽の位置によってできるという大きなハート形の影が見える。
ほかに、「杓子(しゃくし)岳岩岳スノーフィールドから」や「白馬三山八方尾根黒菱林道から」などがある。
渓流魚をモチーフにした絵やクラフト、米国の旧国道・ルート66を旅したエッセー、新潟県糸魚川市の翡翠(ひすい)の研磨など幅広い活動で知られる大塚さんだが、出発点は漫画。19歳の時、自分と友人をテーマにした「夏日記」が「月刊漫画ガロ」(青林堂=東京都)に掲載された。
その後は白馬村で物作りをしたり文を書いたり。鉛筆画は2年ほど前からで、「モノクロで表現した漫画の頃に戻ってみようと思った」と言う。
午前9時~午後5時。木・金曜休み。縁縁電話090・1545・1787