カミジョウさん個展「森と人間がぬるくなかよく」

安曇野市の画家、カミジョウミカ(本名・上條美香)さん(43、穂高)は8月5日まで、個展「森と人間がぬるくなかよく」をカフェ&ギャラリー安曇野縁縁(穂高有明)で開いている。得意とする明るい色の空想画や抽象画25点と、クリアファイル、ポストカードなどのオリジナルグッズが並ぶ。
カミジョウさんは19歳から悪化した先天性骨系統疾患のため、車いすに乗り、手首を半固定しながら制作する。「頭に浮かぶものを絵にしている」と言い、どの作品もカラフル。「いつも、見た人が楽しい気分になってくれればと思っている」と話す。アクリル絵の具を主に使うが、ガーゼやラップ、段ボールなどを貼ることも多い。クレヨンだけで描いた優しいトーンの絵もある。
今回は「森と人間が程よい距離感で生活すれば、互いに良い状態が保てるのでは」と考えて制作。「吸いこまれた乙女の森」は、人間界から自然界へ戻った少女が幸せそうにほほ笑む姿を抽象化した。「北アルプスからナガレてくる川の街」と題し、山河をデフォルメして描いた作品もある。
油性ペンを使って描いた、空想の森に住む生き物たちには「縄文ジン」「ひょっこりトリ」などの名が付いている。
午前9時~午後5時。30、31日は休み。縁縁℡090・1545・1787