小児医療と親を応援 穂高の「月とビスケット.」カードの売り上げを寄付

安曇野市穂高柏原のカフェギャラリー「月とビスケット.」は、小児医療の現場や病児の親を支援する団体を応援するため、「こどものためのカード」を作り、販売している。売り上げは全て県立こども病院(同市豊科)などに寄付する。
昨年同カフェで個展を開いた同市の絵本作家まるやまあやこさんの絵を見た店主の鶴飼友紀さん(46)が「母たちを応援する力がある」と実感。温かい雰囲気のカードを作りたい─と絵を依頼し、まるやまさんも制作を無償で快諾した。
鵜飼さんの次男は生後2カ月から高熱を繰り返し都内の病院に入院、大学病院でも原因が分からず不安な日々を過ごした経験がある。救急搬送のたらい回しもあり、病児を抱える母として孤独感を感じることが多かったという。4年前に安曇野へ移住、県立こども病院を受診したところ「周期性発熱症候群」と判明。医師が自分の話にちゃんと耳を傾けてくれていると感じ、安心したという。
同院に入院中の病児の付き添いをする親のために手作り弁当を販売している「Giving tree(ギビングツリー)」の活動を知ったのをきっかけに、感謝の気持ちを込めて応援したいと思うように。鶴飼さんは「自分の経験を通じて、これからも何らかの形で助けになれたら」と話している。
カードは1枚220円。鶴飼さんの店のほか、「cafe chiiann(カフェチーアン)」(松本市中央3)、「渓流荘しおり絵」(同市安曇)などで販売している。「月とビスケット.」は木~土曜営業。℡0263・87・7031