中学水泳中信大会 男子自由形・原(仁科台)/女子平泳ぎ・ 宮澤(穂高東)V

県中学総体代替の県中体連夏季大会は2日、水泳の中信地区大会を松本市民プール(今井)で開いた。3年生限定の記録会形式で、コロナ禍の練習不足で記録は低調だったが、男子自由形100メートルで原知希(仁科台)がただ1人1分を切り、同200メートルとともに1位。女子は宮澤あずみ(穂高東)が平泳ぎの100、200メートルを制した。
21校の男女計42人が参加。新型コロナウイルスの感染対策でリレー種目は行わず、全種目一発勝負のタイムレースで競った。
男子自由形2種目を制した原は、2組10人が競った100メートルは57秒21で、2位に3秒近い差をつける独壇場。県チャレンジ記録会(7月26日・長野市アクアウイング)で出した自己記録56秒60には届かなかったが、昨年の県総体(5位)の記録を100分の45秒更新し、「慣れない屋外で、このタイムを出せたのはよかった」と安堵(あんど)した。200メートルは2分4秒33。
原は小学4年生で競技を始め、大町スイミングスクールに所属。緊急事態宣言が出された5月は泳ぐこともできなかったが、「この間、地道な基礎トレーニングを続けてきた成果が、結果に現れた」と胸を張る。
学校の部活では部長も務めた原だが、「高校では(競技を)続けるか分からない」といい、「3年生にこうした機会を与えてくれたことに感謝したい」と話した。

女子平泳ぎの宮澤は100メートル(1分19秒62)、200メートル(2分50秒25)とも小学3年生のころからライバルの小口真凛(菅野)を破って1位。1週間前の県チャレンジ記録会は、100メートルで隣のコースだった小口に100分の29秒差で敗れたばかり。今回も最初の50メートルは先行されたが、「2度も負けたくない」と力を振り絞って逆転。記録も昨年の県総体(5位)を100分の5秒上回った。
学校に水泳部がなく、普段は所属するSC安曇野で練習。県大会や全国大会がコロナ禍でなくなり、目標を見失いかけたが、「今大会、少し自信が付いた。4歳で始めた水泳をこれからも続けたい」と笑顔を見せた。

このほかの種目の1位は次の通り。
◇男子▽自由形50メートル青木海誠(塩尻)26秒91▽背泳ぎ100メートル青木(塩尻)1分13秒05▽平泳ぎ100メートル長屋善丈(仁科台)1分13秒16▽同200メートル滝川満(穂高西)2分42秒39▽バタフライ100メートル倉科颯太(仁科台)1分5秒75▽個人メドレー200メートル倉科(仁科台)2分27秒97
◇女子▽自由形50メートル桃井麻緒(広陵)29秒76▽同100メートル柳澤陽菜(清水)1分2秒63▽同200メートル傳田未来(高綱)2分19秒45▽同400メートル早田海月(広陵)5分3秒21▽同800メートル早田(広陵)10分9秒08▽背泳ぎ100メートル中村実椰(筑摩野)1分12秒87▽同200メートル中村(筑摩野)2分36秒24▽バタフライ100メートル近藤優芽(梓川)1分15秒50▽同200メートル近藤(梓川)2分48秒21▽個人メドレー200メートル柳澤(清水)2分36秒29