東山包美術館で宮田紀英さん写真展 チョウの周辺環境も伝える

池田町会染の安曇野東山包(つつむ)美術館は18日まで、信州大大学院1年で日本自然科学写真協会(東京都)会員、宮田紀英さん(22、同町中鵜)のチョウを主にした写真展を開いている。昨秋から今年7月までに写した91点が並ぶ。
小学4年時から毎年、1年かけて撮りためた新作を同館で発表しているが、「今年はチョウの周辺環境も伝わるように心掛けて写した」と話す。
大好きだというギンイチモンジセセリは、羽に白銀のすじ模様を持つ。「梅雨空の草原を飛ぶ光景には渋い魅力がある」と言い、曇り空の草むらで撮った姿と、同じ場所で日を浴びた瞬間の姿を左右で合わせ、1枚にして対比させた。
昨年9月半ばに撮ったアサギマダラの作品は、フジバカマの花に止まったところを捉えた。「西日が差す時間で、初秋の雰囲気が出た」と満足げ。廃屋に紛れ込んだミドリヒョウモン、古い家の前を飛ぶテングチョウなどにカメラを向けた作品も並んでいる。
午前10時~午後6時。大人500円、高校生以下300円(コーヒーかソフトクリーム付き)。15日午前10時半からギャラリートークがある。同館℡0261・62・5078