2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

大きく、はっきり、分かりやすく 「記名」のコツ

お勧めグッズなど教師・保育士ママたちに聞く

入園、入学前は持ち物にきちんと記名しても、途中で買い足したりお下がりでもらったりした物にはつい忘れてしまい困った─という経験がありませんか?記名のポイントやお勧めのアイデアグッズなどを教師や保育士のママたちに聞きました。

子どもは目印として認識

記名に関して園や学校生活で困ることの上位3つは、「記名がない」「記名はあるが薄い、消えかけていて判読できない」「お下がりの服の名前がそのままで変更していない」。子ども自身が自分の物だと分からないと、持ち主が分からず迷子になってしまう場合もあります。
記名のポイントは「大きく、はっきり、分かりやすく書く」。洋服やバッグなどには、なるべく目立たない箇所に小さく入れたいと思う保護者もいるでしょう。
しかし、保育園などでは1日に何度も着替えをする場合もあり、自分で着替えられない、自分の持ち物だと理解できない子どもには保育士らが手を貸します。そのとき、目立つ箇所にはっきり記名されていると誰の物かがすぐに分かり、子どもを待たせることなく着替えができます。ぜひこのポイントを実践してほしいです。
また、記名は教師や保育士のためだけではなく、子どもの目印にもなるという点でも大切です。
字が読める子どもはもちろん、読めなくても平仮名や漢字を形として認識して覚えられることがあります。子ども自身が自分の持ち物だと分かるような配慮をしてほしいです。

●便利グッズ

洗濯タグ用シール 裏がシール状になっていて、名前を書いて服の洗濯タグに貼れば完了。記名されたお下がり服のほか、間違えやすい家族の衣類の目印にもなります。ラベルはいろいろな色や形があります(Y先生、T先生)
お名前リボン バッグなど直接名前を書きたくない物にお勧め。リボンがスナップで付け外しできるようになっていて、かばんの持ち手に付けたり、水筒や傘など直接記名しづらいものに使えます。繰り返し使える点も経済的です(K先生)
くるくるおなまえテープ(KAWAGUCHI) マスキングテープのように必要な長さに切って使える布製テープ。アイロンで簡単に接着でき、水洗いもOK。色柄、布幅も豊富でいろいろな記名に使えて便利です(M先生)

ネームスタンプ おむつなど毎日たくさん使うものに便利。インクは水ににじまず乾きが速いので、気軽にポンポン押しています。出産祝いで頂いたのはスタンプ式、インク内蔵式もあります。平仮名やアルファベットを自分で組み合わせて作るタイプは100円ショップでも販売しています(A先生)
布用の接着剤 アイロンテープは使っているうちにはがれてしまうので、両端に裁ほう上手(コニシ)を使用。長持ちします。針も糸も要らない「縫うより強い強力接着」をうたう画期的なアイテムです(F先生)

●記名アイデア

◆靴下、下着、かばんなど持ち物の全てに車や電車といった同じマークを付ける(K先生)
◆お昼寝布団は、布製のネームテープや四角い布に記名して縫い付けると目立って分かりやすい(K先生)
◆フェルトペンなどで記名すると洗濯で消えてしまうこともあるので、愛情を込めて名前を刺しゅうした(B先生)
◆プラスチックコップの記名は消えやすいので、針で子どもの名前を彫刻した(M先生)
◆気付いた時にすぐ記名できるように、油性ペンをクローゼットに用意している(F先生)
◆記名の際は毎回、名前の後ろに同じマーク(ニコニコマークやアンパンマン)を目印に記入している(U先生、K先生)
◆にじみやすいタグに記名する時は、タグを軽くぬらして書くといいと聞き実践している(F先生)

●持ち物への一工夫

◆靴の左右が分かるように中敷きにイラストを描く。両足で1つの絵柄になるようにキャラクターを描くのがお勧め(T先生、Y先生)

◆まだ1人で上手に靴を履けない子には、靴のかかと部分に付いているストラップに、リングチェーンや太めのひもを付けると履きやすく、目印にもなる。ネットショップにはかわいい専用グッズもある(F先生)

夏休みを利用して、改めて持ち物の記名をチェックしてみてはいかがでしょう。記名は園や学校によって決まりが違うので、よく確認した上で活用してください。