新体操・松商高3年上條と伊藤 県1、2位で北信越へ

新体操の北信越高校総体代替大会「北信越メモリアルカップ富山大会」(15、16日・富山県射水市)に、共に松商学園(松本市)3年の上條歩奈(17)と伊藤真唯(17)が出場する。総合体操クラブ「WingまつもとR・G」で、幼いころから切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間でライバル。全国大会が中止になり、高校最後の夏の舞台で健闘を誓い合う。
予選を兼ねた県選手権高校女子の部(7月25、26日・信濃町)は、種目別で上條がリボンを、伊藤がクラブを制し、それぞれが両種目の2位。2種目計の個人総合は、わずか0・25点差で上條が上回った。伊藤は得意のリボンで痛恨の落下ミス。「正直悔しかった。次は負けない」と闘志を燃やす。
伊藤は昨秋の県高校新人大会2位で上條(4位)を上回り、初の全国選抜大会出場を決めたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。夏の全国総体(インターハイ)もなくなり、目標を失いかけたが「いつか報われる日が来るはず」と、自粛期間中も諦めずに練習を続けた。「ここまで支えてくれた多くの人に感謝し、北信越では自分らしいダイナミックな演技をしたい」
上條は昨秋の全日本選手権に、クラブと高校の先輩で1歳上の高野里香(日女体大1)と共に初出場。国内トップ選手らと同じ舞台で演技し、自信を付けた。
県選手権は堂々の演技で「試合を楽しめた」と上條。課題の表現力は、感情を表すのが得意な伊藤のリードを認め、「互いに足りないものを持っていて刺激になる。意識し合って共に力を高め、全力で勝負したい」と、北信越でも2人のワンツーフィニッシュを目指す。
同大会新体操の男子には、関係分は室賀友祐(松本筑摩2)と井口心凪(塩尻志学館1)が出場する。