「企画展 髙橋節郎の薫陶」県内作家4人を紹介

安曇野市穂高北穂高の安曇野髙橋節郎記念美術館は30日まで、企画展髙橋節郎の薫陶─長野における日展工芸美術特選受賞者」を開いている。漆芸家の髙橋節郎さん(1914~2007年)に影響を受けた県内の作家4人を紹介。節郎さんの作品や道具なども加えた計51点が並ぶ。
4人は、木彫の髙橋貞夫さん(大町市)、彫鍛金の木下五郎さん(駒ケ根市)、漆芸の竹森公男さん(諏訪市)、七宝の向山伊保江さん(岡谷市)。いずれも日展または改組日展で2回の特選受賞経験がある実力者たちだ。
髙橋貞夫さん(80)は1997年の同展特選作「大地樹空」と、翌年制作した「風樹萌赫(ほうかく)」を展示。「もともと、組み作品としても成り立つよう意識して制作した」という。「時の月渡り」など今年制作の4点もある。
節郎さんについては、「よく口にされた言葉『作品に品格を』が心に響き、今でも大切にしている」と話す。
木下さんら3人も特選受賞作の他、それぞれ近作を出品している。
午前9時~午後5時。一般410円、高大生310円。月曜休館。同美術館電話81・3030