2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

日本酒3蔵杜氏が発信「醸下町松本プロジェクト 」

松本市内の日本酒3蔵の杜氏(とうじ)が酒を通して松本の良さを発信していこうと、「醸下町(じょうかまち)松本プロジェクト」を立ち上げた。商品第1弾として3蔵の酒をセットにした「松本応援酒」を期間限定で25日に発売。ネットのライブ動画でも地酒の魅力を発信していく。

期間限定「応援酒 」 やネットライブ

3人は笹井酒造(島内)の笹井康夫さん(48)、善哉酒造(大手5)の根岸則夫さん(53)、亀田屋酒造店(島立)の伊藤大治さん(45)。「松本応援酒」は「女鳥羽の泉純米吟醸」、「アルプス正宗純米大吟醸生貯蔵酒」、「笹の誉純米吟醸」で、それぞれ地元で契約栽培された酒米の山恵錦(女鳥羽の泉)、美山錦(アルプス正宗)、ひとごこち(笹の誉)で仕込んでいる。
根岸さんによると、3蔵とも自社の井戸水を使っており、「酒米の違いはもちろん、それぞれの水のおいしさも伝わる味わい。湧き水に恵まれた松本という地域も想像してもらえれば」という。
3人とも以前から市内の飲食店に松本の酒が少ないことに危機感を抱いており、松本の酒を知ってもらうために、有志で何かできないか|と相談。今年5月からインスタグラムによるライブ動画配信を始め、各回1蔵を回り、松本の酒にまつわるよもやま話を紹介している。8月は善哉酒造を会場に「キュウリのかすもみ」など、日本酒に合うつまみなども配信。今後は飲食店や、みそ、しょうゆなど地元の発酵食品などともコラボレーションしていきたい考えだ。
「酒を動かしていくことで米の生産者や酒販店、飲食店の皆さんが笑顔になってくれるのが目標。10年先まで続けていきたい」と笹井さん。3蔵セットは季節ごとに展開し、第2弾として秋限定の酒を9月に発売する。
「応援酒」は1本300ミリリットル入り3本セットで2400円。県酒類販売松本支店が協力し、市内の酒販店で販売する。