2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

無料アプリで情報発信更年期からの体づくり

更年期以降も元気で活動できる体づくりを目指して取り組むうちに、多くの女性に伝えたくなった。樋口有紀さん(51、松本市鎌田1)は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などを使い「エンパワーメント(勇気づけてやる気を引き出す)コーチ」として情報を発信している。
軸となるのは、短期的な目標をキャッチフレーズにし、それを次々に更新していく手法だ。コロナ禍で広まった家で手軽にできる筋トレや体操も、続かなければ効果は出ない。
あおむけになって腰を上げるエクササイズが1回もできなかった樋口さん。そこで最初に「ヒップリフトが5回できる樋口有紀」を掲げ、その次の「パンツスタイルが似合う樋口有紀」へ。そんなふうにして2年間続けたところ、LサイズのパンツがSサイズに…。

ネットで体づくり指導 樋口有紀さん 松本市

キャッチフレーズでやる気を

2年ほど前、骨折して歩けなくなった母の足がみるみるうちにやせ細り、お尻の肉がそげ落ちていくのを目の当たりにした樋口有紀さん。自分もそんなに若くない。もっと勉強して体のことを知りたい─。そんな思いを募らせ、体幹を整えるピラティスや「きくち体操」などを学んだ。
だが、継続するのは結構なエネルギーや根気がいる。「熱意だけでは続かない。人は忘れる」。そこで、キャッチフレーズでやる気を継続させる方法に着目した。
「お尻や脚は体を支え歩くためにある。ただ小さくなったり細くなったりすればいいわけではない」と樋口さん。「更年期以降、自分は何をしたいのか、どんな人生を歩みたいのか、まずは描いてみることが大事です」
取り組みをネットで発信したところ、大きな反響があった。そこで今春からはLINEを使い、メッセージや写真・動画のやりとりで指導をスタートし、有料コースも設けた。今では国内外に15人ほどの生徒がいる。筆者もその1人。始めてから1カ月ほどで足がすっきりした(気がする)。
樋口さんは写真共有アプリ「インスタグラム」で体をつくるためのマインドや食事について毎日投稿している。「樋口有紀」で検索。