堀金の平倉さんの畑 サトイモの花咲く

安曇野市堀金烏川の平倉昌子さん(68)の畑で、サトイモが花を咲かせている。県内で咲くのは珍しく、「前から見たいと思っていた。来年も咲かせてみたい」と話している。
咲いているのは茎が赤い赤芽(赤目とも)という品種。ホームセンターで種芋を買い、ハウスで芽出しをして、5月下旬に植えた。水を欠かさないよう用水路の近くで育てている。
10株あり、薄い黄色の仏炎苞(ぶつえんほう)が1株に1~3つでき、この中の軸に小さな花が集まった肉穂花序(にくすいかじょ)がある。
平倉さんは15、16年前からサトイモを育てているが、花が咲いたのは初めて。お盆ごろに気付き、知人らに写真を見せたところ、「珍しい」「初めて見た」と驚かれたという。
JAあづみ営農経済事業部の山田明男部長(56)は「サトイモの花はあまり見かけない。今年の多雨、高温という生育に適した条件の中で花を咲かせたのではないか」。平倉さんは「花に養分がいき、イモの育ちに影響が出るかもしれないが、珍しいから花を優先しようかな」と思案している。