聖書図書館が開館 全国から寄贈1500冊

キリスト教関連の本をそろえた安曇野聖書図書館が8月24日、安曇野市豊科光の「豊かな命聖書書店」2階に開館した。言語学者で宣教師の鳥羽季義(すえよし)さん(82、池田町中鵜)と同店店主の吉野冨貴子さん(67、穂高)が長年の夢を実現。全国から寄贈を受けた約1500冊が並ぶ。
図書館部分は約50平方メートル。内村鑑三全集(40巻)、キリスト教入門書、クリスチャン作家の小説、外国語聖書、「ルイス・フロイス日本史・12巻」(中公文庫)などさまざま。館長を務める鳥羽さんの蔵書、自身が翻訳・出版したネパールの少数民族「カリン族」向けの「カリン語聖書」など約100冊も並ぶ。
吉野さんは「必要な本が買えない事情の人もいるので、公立図書館にはないキリスト教関連本の図書館を」、鳥羽さんは「処分されてはもったいない聖書本を集め、便利な場所で多くの人が利用できれば」と願ってきた。蔵書などの見通しが付き、今春オープンする予定だったが、コロナ禍で遅れ、2人は「やっとこぎ着けられた」と笑顔で話す。
寄贈は今後も受け入れ、本がダブった場合は希望者に安価で販売。内部は小グループの学習会などにも利用できる。
書店の営業時間(月~土曜午前10時~午後6時、祝日午後1~4時、日曜休み)に合わせて開館。貸し出し期間は約1カ月(一部不可の書籍も)。問い合わせは電話73・5744(ファクスも)、メールabundantlifebbs@yahoo.co.jp