2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

美術展受賞多数 エクセラン高・朝場さん

松本市のエクセラン高校美術科3年生で、美術部の部長も務める朝場江里さん(17)は、油彩や彫刻などさまざまな表現活動をしている。今夏に出品した第21回高校生国際美術展(世界芸術文化振興協会主催)で、最高3賞に次ぐ県知事賞(10点)を受賞するなど、注目を集めている。

感じたものを出し切って

「考える前に描く感じ。とにかく手を動かす。絵を描くことはもちろん楽しいけれど、『習慣』といった方がしっくりくる」と朝場さん。制作の度に新しい試みをするのがポリシーで「迷ったら『危ないな、失敗するかもな』と思う方の道を選んできた」と強調する。
秋田県能代市から美術を学びに同校へ。絵は幼いころから描いていたが、吹奏楽部だった中学時代はほとんど描かなかったため、「始めてまだ2年ちょっと、という感覚」。高校では毎月のようにコンペに出品し、数多くの賞を受けた。「見た瞬間にエネルギーを伝えられるのが美術。自分の中では、スポーツと同じように捉えている」と話す。
美術部の活動は多彩だ。大町市で毎夏開く「信濃の国原始感覚美術祭」で、なまはげの姿でパフォーマンスをしたり、商業施設で来場者にフェイスペイントをしたり。昨年は「日学・黒板アート甲子園」のホワイトボード部門で最優秀賞を受けた2カ月後に、秋田で釣りと闇鍋を組み合わせたイベントを企画した。「今、この瞬間のことしか考えていない。『やりたいことをやっておこう』の連続」と笑う。
絵には、いろんなものを描き込む。「詰め込みすぎ」と指摘されても「私はこういう絵が好き。感じたものを、出し切るのが作品」。将来の夢は「フランスにも行きたいし、お面を彫っている人に弟子入りもしたい」。世界をどんどん広げ、未知の感覚を見せてくれそうだ。