「きもの装い」親子の挑戦 信大付属小・中澤さん

松本市で昨秋、「全日本きもの装いコンテスト中部・東海大会」(全日本きものコンサルタント協会主催)が開かれました。その子供部門(園児と小学生)で3位になった信大付属松本小学校2年生の中澤由絹子(ゆきこ)さん(8、松本市蟻ケ崎)と、市内で浴衣教室を主宰する母・奈恵さん(42)に話を聞きました。

─奈恵さん、由絹子さんが着物に興味を持つきっかけは
「10年以上前にアメリカ人の友人と話をした際、自分が日本の文化についてあまり知らないことに気付きました。結婚した夫の父が友禅作家という縁もあって着物に興味を持ち、着付けを習い始めました。このコンテストのことを知り娘に話をすると『挑戦してみる!』。そこで昨春から二人で練習を始めました」

─コンテストのやり方、審査基準は
「鏡のない舞台上で、いかに1人で美しく正確に素早く装えるかを競います。仕上がりだけでなく、着付けをする最中の手さばきや立ち居振る舞いの美しさも審査されます。4月に開く予定だった世界大会はコロナ禍で延期され、7月に東京で開かれました。地区大会で入賞して出場権をいただけましたが、感染拡大で泣く泣く辞退しました」

─挑戦した感想は
「コンテスト1カ月前から毎日家で練習したので、本番は普段通りにできました。3位になれてうれしかったけど、やっぱり1位になりたかった。機会があればまた出てみたいです」

─奈恵さんから一言
「グローバル化が進む時代だからこそ、日本文化の象徴である着物を継承していきたいと思います。年中行事などとともに着装や礼儀作法などを、子どもたちが楽しみながら学べるように伝えていきたいです」