市役所ロビーに作品展示 エクセラン高校美術科の3人

松本市のエクセラン高校美術科の生徒で、今夏の美術展で入賞したり全国高校総合文化祭(総文祭)に出品したりした2人の油彩画と、1人の陶器が松本市役所東庁舎1階の市民課ロビーに展示されている。30日まで。
第21回高校生国際美術展(8月・東京)で長野県知事賞を受けた朝場江里さん(3年)の受賞作「我々は宇宙服を身に纏(まと)う」は、「新しい行動を起こす時は、作業着がいつも一緒だった。希望に満ちあふれた思いを描いた」(朝場さん)という。
コロナ禍でオンライン開催となった総文祭の県代表、増澤奈美さん(3年)の「小娘よ」は、海辺に透明な少女が立つ。増澤さんは「荒波が『この人生を歩んでいけるのか?』と問い掛けている。高校生が超えなくてはいけない壁を表した」と説明する。
陶芸家を志す工藤彰敏さん(3年)は皿やわんなど10点を出品。「陶器は薄ければ薄いほど美しいとされる」とし、「より薄くなるよう、こだわって作った」と話す。
昨年度の卒業生が在学中に制作し、市販するジャムのラベルに採用されたデザインの案や、同科の活動も紹介。同科主任の小林努教諭(46)は「生徒の活動がリアルに体感でき、頑張りも見てもらえる」と期待していた。