2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

信毎旗学童軟式野球 吉田初V

小学生軟式野球の第40回信濃毎日新聞社旗争奪中信地区学童大会(松本市少年軟式野球連盟主催、信濃毎日新聞社・信毎中信地区販売店会後援)は13日、準決勝以上を松本市神林農村広場で行った。決勝は塩尻市勢の対戦となり、吉田スポーツ少年団が4―2で昨年覇者の大門ベースボールクラブを破り、初優勝した。

決勝で吉田は初回、先発小野準平(吉田5)の立ち上がりを攻められ1点を先制されたが、3回1死満塁から4番丸山龍士(吉田6)のスクイズで2者がかえり、続く5番中川奏汰(同)の左中間適時打、6番中野寛人(同)の右前打や敵失などでこの回一挙4点を挙げた。
投げては2回途中から登板した主戦の林人輝(同)が5回に1点を返されたが、3番手の中川が好投。最終6回の2死満塁のピンチも最後の打者を一直に打ち取った。
大会は30チームが出場。8月22日に開幕し、3日間のトーナメントで争った。準決勝は吉田が寿ヤングバード(松本市)を9―6で、大門が今井アタックス(同)を10―3でそれぞれ破った。

▽決勝
吉田
004000|4
100010|2
大門

3戦全敗無得点大きな壁越える

初優勝を狙う吉田と、2連覇が懸かる大門の近隣対決となった決勝は「いつも目の前に立ちはだかる大きな壁。どうしても越えたかった」(丸山徹監督)という吉田の執念が勝った。
吉田は今季大会で大門に3戦全敗、1点も挙げられていなかった。相手の主戦、村橋陸仁(桔梗6)を打ち崩すことがチームの課題であり、目標でもあった。
1点先行されて迎えた3回の攻撃。1死満塁と村橋を攻め、「どうしても点がほしい」(同監督)と4番の丸山にスクイズを指示し、見事に2点スクイズが決まり逆転。村橋から今季初めて点を奪うと、その後も打線がつながった。
今季から指揮を執る丸山監督(47)は「チーム一丸となって戦った結果。まぐれで終わらないよう、次も優勝できるチームに育てたい」と力込めた。

敗れた大門は、初回に3番有賀大介(塩尻西6)の右越え二塁打、4番村橋の中越え適時打で先制したが、その後はチャンスに打ち上げる場面が多く、村橋も制球が定まらなかった。
選手のけが防止などのため、1時間20分を超えて次の回に入らない規定で、試合は6回で終了。中田幸孝監督は「あと一歩。もう1イニングあれば、勝つ自信はあった」と悔しがった。

○…吉田・中川奏汰(大会最優秀選手、決勝で内野手、投手として攻守に活躍)
「けがをして大会に出られなかった北澤陸人主将(吉田6)のためにも、絶対に勝つつもりだった。みんなで勝ち取った優勝。本当にうれしい」