村の魅力受け継ぎ発信 村教委ふるさとレンジャー隊員に小学生ら任命

山形村教育委員会は13日、村内の小学生5人と高校生を含むシニアサポーター10人を「Yふるさとレンジャー隊員」に任命し、植物など村内の自然を調査・発信する「自然は村の宝物!ふるさと“やまがた”魅力発見プロジェクト」の活動を始めた。初回は村天然記念物の7本の木を見て回った。
認定証とレンジャーハットを受け取った隊員はまず、推定樹齢250年という小坂諏訪神社のケヤキを訪ねた。地元の塩原武志さん(79)から「100年以上前に神社の木を切った際、大火が起きた」などの話を聞き、手をつないで幹の太さを計ったり、葉の様子を観察したり。「皆が長年大事にしてきた木。後世まで受け継いでほしい」と塩原さん。
続いて宗福寺のコウヤマキ、清水寺のシダレザクラとアララギなども訪れた。
活動は来年2月まで。地域の自然や文化を子どもらに受け継いでもらうと同時に、子どもらが発信することで、村民に周知するのが狙い。この日参加した長野美術専門学校(長野市)の生徒6人らが協力し、村天然記念物の目印やパンフレットのデザインもする。
隊員になった山形小学校6年の宮坂知行君(12)は「木には関心がなかったけど、いろいろな話を聞いて興味が湧いてきた」。シニアサポーターの務台明さん(57)は「子どもたちが村の豊かな自然や環境に気付いて発信することで、皆で大事にしていく機運が生まれるのでは」と期待していた。