広丘小ホームページに掲載「2020生き物だより」

塩尻市立広丘小学校(広丘原新田)のホームページに載っている「2020生き物だより」。校内や周辺で見られる昆虫や植物を写真付きで紹介し、これまでに載った生物は150を超える。時には「へえ~」と声を上げてしまうような豆知識も。掲載のきっかけはコロナ禍による休校だった。

理科講師の野溝さん 楽しい知識150以上紹介

担当しているのは、理科の常勤講師で同市立自然博物館前館長の野溝美憲さん(69)。「背に黄色のハート形の紋をもつカメムシがいる」「オカダンゴムシは、壁にぶつかると左へ、次は右へと交互に曲がる習性があり、迷路も簡単に抜け出せる」。あまり見たことがないユニークな生き物や、よく見掛けるのに詳しくは知らなかった生き物など、大人も楽しく読める知識が詰まっている。
今春、新型コロナウイルスの影響で休校になった際、理科の課題で野溝さんが身近で見られる昆虫や植物を見つけてみよう|と、写真入りのプリントを配ったところ、折橋善文校長(58)がホームページで紹介してはどうかと提案。野溝さんが原稿を作り、同じく理科が専門の米窪治紀教頭(53)がホームページにアップした。
葉っぱを食べた後が模様のようになるエカキムシ、金色に輝く美しい甲虫ジンガサハムシ、初夏に水たまりを黄色くするアカマツの花粉の顕微鏡写真、ヒマワリの種が規則的に並ぶ秘密とは…。触るとかぶれる植物や毛虫を触ってしまった時の対処法といった「お役立ち情報」や、児童が「先生、これ何?」と持ってきた生き物を紹介することもある。
あまり難しい学術的な表現はしないように心掛けている。「こんなものが身の回りにいるのか、ちょっと見てみようと興味を持つきっかけになってほしい。私自身も、限られた場所にこんなにもたくさんの生き物がいるのかと勉強になっている」と野溝さん。「広丘小学校」で検索し、ホームページをのぞいてみてください。