北信越リーグ2部最終節 マツセロナ1部昇格

サッカーの北信越リーグは9月27日、最終14節を行った。2部で前節を終えて2位の、松本大サッカー部の下部チーム・FCマツセロナは、7位のアンテロープ塩尻と対戦し、2─2で引き分けた。両者の順位は変わらず、リーグ参入2年目のマツセロナが、来季1部へ昇格を決めた。
前半7分、マツセロナがDF古瀬岳の左クロスにMF林広大が頭で合わせて先制したが、アンテは11分にMF勝沢拓斗がGKの頭上を越すロングシュートを決めて追い付き、終了間際に勝沢がミドルシュートを決めて逆転した。
後半はスピードとスタミナで勝るマツセロナが攻勢を強めて30分、左CKにDF安江祐汰が頭で合わせて同点に。マツセロナは後半だけでシュート9本の猛攻を見せたが、ほかはアンテGK三栗寛士の好守などに阻まれた。

2部1位は7戦全勝(不戦勝を含む)の’09経大(新潟)。例年は1、2位と1部7、8位が来季入れ替えだが、コロナ禍の今季は特例で1、2部とも降格はない。’09経大は1部8位の加茂FCと同じ新潟経営大の下部チームのため、規定で同一カテゴリーに所属できず、来季1部昇格はマツセロナだけになる見通し。
1部は福井ユナイテッドFCが7戦全勝で4連覇。県勢唯一のアルティスタ浅間(東御市)は勝ち点5差で2位だった。

短期決戦で結果 1部挑戦に意欲

昨季の4位から順位を上げ、来季1部昇格を決めたマツセロナ。コロナ禍で後期(8~14節)のみ、総当たり1回戦で開催された短期決戦で結果を出した。最終戦で同点ゴールを決めた松本大OBで選手兼任の安江監督は「1部は強豪ぞろい。個々のレベルアップを図り、もっとシュートの精度を上げないと」と早くも来季を見据えた。
北信越大学リーグ1部で戦う松本大のセカンドチームは1、2年生が主力だが、今季はトップチームから3年生MF岩本大輔と2年生の古瀬が試合経験を積むために加わり、攻守の要に。最終戦で先制点を挙げた2年生の林は「トップチームを脅かす存在になりたい。自分たちの力がどこまで通用するのか、早く1部で試したい」。

7位アンテ「来季こそ」

一方、社会人のアンテロープはコロナ禍で、勤務先の規定で遠征に参加できない選手が多く、全7戦のうち2戦が不戦敗と、苦しいシーズンを送った。選手兼任監督のDF古田智之は「最終節に全力を尽くし、あと一歩及ばなかったが、社会人の意地を見せることはできた。来季こそはい上がる」と、4季遠のくことが決まった1部への復帰を誓った。