中信地区2人に優秀賞 全国短歌フォーラム・一般の部入賞作発表

塩尻市は9月26日、「第34回全国短歌フォーラムin塩尻」の一般の部の入賞作品を発表した。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、レザンホールで予定していた大会などは中止に。関係分では、信州大学1年の松田わこさん(松本市)、松本深志高校1年の藤森深生(しんせい)さん(塩尻市)の作品が優秀賞に選ばれた。
「雲」を詠む題詠歌と自由題に、全国から2456首の投稿があった。歌人の佐佐木幸綱さん、永田和宏さん、小島ゆかりさんの3人がそれぞれ最優秀、優秀、入選、奨励の計102首を選び、最優秀は県外の女性3人の作品に決まった。
松田さんの作品は「山が似てる空気が似てる風が似てる一人暮らしの町とふるさと」。佐佐木さんと永田さんの2人が選び、佐佐木さんは「ふるさとを愛する作者の門出の歌」と選評。松田さんは「塩尻には大切な思い出があるので、うれしい」。
藤森さんは「あぶら蝉入道雲と痒い腕これより今年の夏となります」で受賞した。選んだ小島さんは「『かゆい腕』と体の実感を言ったところや、読者に語り掛けるような表現が魅力」と評し、藤森さんは「中学1年の時に学生の部で優秀賞をいただいたが、一般の部で入賞と聞いてとても驚いた」と話した。