1期生の経験反映 若手社会人向け講座「あしたシナリオ創造ゼミ」

会社を担う若手社会人が、必要なスキルを学んで自己を高め、併せて社外の人脈づくりにもつなげる「あしたシナリオ創造ゼミ」。2期目の本年度は、1期目の受講生らによる実行委員会が主催する。ゼミの「先輩」たちの経験と工夫が詰まった講座は24日から、松本市内で始まる。
昨年度の1期目は信州大が主催。約20人の若手社員や公務員らがグループワークなどを通して、問題解決の手法やリーダーシップの取り方などを学んだ。「皆が同じような悩みを持っていると知って安心した」「思いを共有できる同期が社外にもでき、仕事への向き合い方が変わってきた」。受講生からはそんな感想が聞かれた。
1期生の青柳瑞希さん(29、安曇野市)は、ギョーザ製造販売の「信栄食品(松本市並柳)」で業務課リーダーとして生産管理などを担当している。引っ込み思案な性格だったが、ゼミを受け「積極的に発言できるようになった。会社の方針にも自分なりに進言できるようになってきた」と変化を自認する。
ゼミは半年間、月1回の計6回。自身のキャリアについて考え、「ロジカルシンキング(問題解決のための論理的思考)」「チームビルディング(組織内での仕事の進め方)」などの基礎的スキルを学ぶ。青柳さんらはファシリテーター(司会進行役)としてグループワークを進行する。
企画運営はゼミの仕掛け人、佐竹宏範さん(40)。首都圏の企業などで活躍する人材を研究員に招き、県内企業で課題の解決を担ってもらう信大の「信州100年企業創出プログラム」に応じ、2年前に松本へ。「自ら道を切り開けるような人材が育ってくれたら」と話す。2期目は組織で起こりがちな問題への事例研究(ケーススタディー)を増やす。
参加費1万8千円。8、10日に無料オンライン体験会(90分)を開く。詳細はホームページ(「あしたシナリオ創造ゼミ」で検索)