レゼル松本惜敗 サッカー全日本U-15女子県大会

女子サッカーの第25回全日本U─15(15歳以下)選手権県大会は大町市サッカー場で3日に準決勝、4日に決勝を行った。中信勢はレゼル松本が決勝に進んだが、FC佐久インテンザに1─2で敗れ、2年ぶりの北信越大会進出を逃した。
前後半30分ずつ、延長なし。決勝でレゼルは前半14分、相手CKのクリアがオウンゴールとなり先制を許すと、後半16分にも左からドリブルで中に切り込まれて失点。FW平林あいら(鉢盛2)にボールを集め、終了間際に怒濤(どとう)の反撃を見せて1点を返したが時間切れ。前後半合わせて相手の2倍のシュート12本を放ったが、相手GKの好守などに阻まれた。
準決勝は、レゼルがアンテロープ塩尻ベルフィオーレ・大町タフィタ・安曇野グリーンヒルの合同チームを2─0で下し、インテンザがFCスワン(岡谷市)を2─0で破った。
全国大会予選の北信越大会(31日、11月1、7、8日・富山県)にはインテンザと、県勢では本年度創設されたU─15女子北信越リーグに参戦している松本山雅FCレディースU─15、FCシュロス松本ヴィーヴォ、AC長野パルセイロ・シュヴェスターが出場する。

「反省生かして」 後輩に後を託す

ともに初優勝を懸けた決勝。登録11人で持病で出場時間が限られる選手がおり、後半途中まで10人で戦った相手に対し、レゼルは数的有利な状況だった。しかし、先制を許すと主導権を握られ、終盤まで流れを変えられなかった。
「いつも通りに自信を持ってプレーできていたら、違った結果になったかもしれない」と千野浩良監督。ハーフタイムで「ミスは取り返せばいい。まだやれる」と選手を鼓舞したが、オウンゴールを引きずるメンタルの弱さを露呈した。
今季はコロナ禍で「思うように練習ができず、準備不足だった。でも、それはどのチームも同じ」と千野監督。決勝まで4戦でチーム最多の計6得点したエース平林は「(決勝は)先制するつもりが逆に取られ、気弱になった。前半に点を決めていれば」と悔やんだ。
主将のDF上嶋まど花(開成3)は「攻撃から守備へ切り替える意識が甘かった。反省を生かして来季こそ」と後輩に後を託した。