松本南接戦制しV リトル野球信越秋季大会 

手に汗握る一戦チームが一つに

少年硬式野球リトルリーグの信越連盟秋季大会は11日、決勝を安曇野市高家スポーツ広場で行った。松本南が接戦の末3─2で上田南を破り、2年ぶり12回目の優勝を果たした。
松本南は2回、先発の主戦・竹村晴(駒ケ根赤穂小6)が連打を浴びて1点を先制されたが3回、先頭の9番上條隆汰(菅野小6)の中越え二塁打を機に2死満塁とし、5番勝家慶(芝沢小6)の2点二塁打で逆転に成功。さらに敵失の間に三走・竹村がかえり、この回一挙3点を奪った。
竹村は最終6回、2死一塁から三塁打を打たれ1点差に詰め寄られたが、最後の打者を遊ゴロに打ち取った。
大会は中南信8、東北信6、新潟県2の計16チームが出場して9月27日に開幕。1次リーグを勝ち抜いた6チームが準決勝リーグ2組で争い、各組1位が決勝に進んだ。3位は大町白馬と豊科。優勝したリーグが出場権を得る全国選抜大会は、本年度はコロナ禍で中止になった。

▽決勝
上田南
010001 2
00300× 3
松本南

「少しでも気を抜いたら負けると思った」。試合後、エースで4番を打つ竹村が口にしたように、最後まで手に汗を握る一戦だった。
2点リードで迎え、守り切れば優勝の最終回。1点を返され、さらに2死三塁と一打逆転まであり得るピンチに竹村は「後ろで守る仲間を信じ、思い切って投げた。あそこで打たれたら、どうなっていたか」と胸をなで下ろした。
宿敵の上田南とは昨年も決勝で対戦して1─3で敗れ、今年の信越夏季大会の準決勝も1─9で屈した。雪辱を懸けた一戦をものにし、青木貴弘監督は「いつもは四球が多い竹村が、よく我慢して投げ切った。先制されても焦らず、最後までチームが一つになって戦えたのが勝因」と選手をたたえた。
山本想次郎主将(山辺小6)は「全国大会がないのは悔しいが、今季最後の信越大会で優勝することができて良かった。みんなのおかげ」と喜んだ。
○…松本南・勝家捕手(決勝3回に逆転の二塁打、捕手としてもチームをけん引)「『まずは1点』と打席に入り、集中してバットを振り抜いた。勝利に貢献できたのが何よりうれしい」