「工芸の五月」縮小開催 手仕事の魅力配信でも

松本市で例年5月に工芸品を展示・販売するイベント「工芸の五月」の実行委員会は、コロナ禍で中止した今年の催しを、規模を縮小して17日~11月15日に開く。「工芸の五月 in autumn(オータム)」と銘打ち、市内の会場とオンラインで作家や手仕事の魅力を発信する。
作家27人の50脚を展示販売する「子ども椅子展」をグレイン・ノート(中央3)で開き、写真共有アプリ「インスタグラム」でも1点ずつ紹介。ガラスや木工、陶芸などの作家7人が、制作過程で出る端材で作った日用品を展示する「不要不急の端材展」を栞日(しおりび)分室(大手5)で開く。
オンラインでは、木工作家5人がコラボレーションして作品を制作する過程や、市内のギャラリー紹介などを随時、公開する。
一方、今年は例年のメインイベント「クラフトフェアまつもと」が開催できず、作家の出展料などを運営費に充てている実行委の中核のNPO法人「松本クラフト推進協会」は資金難に。活動継続のためのクラウドファンディングを、30日まで行っている。
実行委スタッフの北原沙知子さんは「クラフトを通し、楽しく豊かな時間を過ごしてもらえればうれしい。来年以降も開催できるよう支援してほしい」と呼び掛ける。
催しの詳細とクラウドファンディングの申し込みは「工芸の五月」のホームページに掲載している。