「お守り」題材に木彫り 大曽根さん作品展

松本市中山の彫刻家、大曽根淳さん(39)は11月3日まで、作品展「calm」を同市元町1の書店「本・中川」で開いている。「お守りのように、心が穏やかになるもの」をテーマにした木彫りの作品が書棚と並んで飾られている。
横浜市出身、武蔵野美術大学で木工を学んだ大曽根さんは、5年前に家族で松本へ移り住んだ。木彫りのアクセサリー作品でクラフトフェアまつもとに出展したことも。思いのままに木が彫りたいと、昨年アクセサリーから彫刻作品へと転換した。
会場に大曽根さんが好きなイチイの木で人を彫った平たい作品をメインに、木箱やモビールが並ぶ。チャコールペンシルで人物を描いた絵画作品も初めて出展した。
木の節をそのまま残し、女性の胸や妊婦のように見える作品や、顔以外着色していないのに木の皮を生かすことで豊かな色彩を感じる作品も。すべての作品にあえてタイトルを付けなかった。「フラットな気持ちで自由に感じてほしい」と大曽根さん。
先月、蟻ケ崎から移転した「本・中川」の店主、中川美里さん(41)は「作品が本に寄り添う感じがあって、本との相性がいい」と評する。
水~日曜(11月2、3日は営業)の正午~午後6時(金、土曜、11月は7時まで)。入場無料。同書店 ℡0263・33・8501