2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

もんぺの会が民話の大型写真パネル

大北、安曇野地域の民話を紙粘土人形と語りで伝えている「大町民話の里づくりもんぺの会」は、民話の一場面を表した紙粘土人形の大型写真パネルを作った。語りに出向く際、人形を会場まで運んでいたが、破損の心配や運搬の負担などもあり軽いパネルにし、活用していく。
初代会長で会員の紙粘土人形作家・松本武子さん(82、同市)が主になって作った約30作品の人形の中から、「泉小太郎」「さらさら越えした大姥様」など代表的な16作品をパネル化した。制作費は、県長寿社会開発センターの助成金を活用。写真撮影は同市在住の丸山隆士さんが担当した。
パネルは、紙粘土人形の縦と横の比率に応じて縦90×横140センチほどのものなど2種類の大きさに仕上げた。女性1人でも持ち運べて、運搬にかかる人員や負担が軽減される。
会は2005年に発足。興味を誘ったり、迫力を伝えたりし、空想の世界に引き込む効果が大きい─と紙粘土人形の前で民話を語り継ぐ活動をしている。
髙橋さき子会長(65、同市)は「民話を目と耳で楽しんでもらえるどこにもない活動だと自負している。会員は高齢化しているが、長く続けていきたい」と話す。
パネルは当面、長野銀行大町支店で入れ替えながら展示している。