2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

県高校新人陸上 県ケ丘トリオ1位

松本県ケ丘高校陸上部の2年生女子3人が、県新人大会(2~4日・長野市)で1位になった。100メートルを原知愛(17)、800メートルを宮本純伶(16)、5000メートル競歩を加藤杏由夏(17)がそれぞれ制し、3人が県1位は同部初の快挙。23~25日に福井市で開く北信越高校新人大会で「さらなる好記録を」と意気込む。
原は県大会12秒65で、5人が12秒台でゴールする接戦を制した。小学4年生から陸上を始め、松川中時代に100メートル障害で全国中学大会に出場した“二刀流”。今回、同種目も2位(14秒79)で北信越に進む。
短距離は高校から力を入れ、「いつも後半にスピードが落ちるため、決勝は前半に力をため、ラスト20メートルで勝負に出た」。向かい風1・2メートルで、およそ2年ぶりに自己記録を100分の1秒縮め、「まだ伸ばせるはず。北信越は3位以内が目標」といっそうの飛躍を期す。
宮本(清水中出身)も県大会で、7月の大会でマークした自己記録を100分の31秒更新する2分16秒14。決勝は一番外側の9レーンを走り、「他の選手が視界に入らなかったため、最初から突っ走った」と、最後まで先頭を譲らずゴールした。
北信越は原と同様に3位以内を目標にし、「中間の400~600メートルでスピードを落とさないよう踏ん張り、できれば優勝したい」とひそかに闘志を燃やす。
加藤は、県大会は後続をちぎって2位に1分近い差をつける29分11秒12。さらに直近の県選手権(17、18日・信州スカイパーク陸上競技場)で28分20秒93と自己記録更新を続ける成長株。
山辺中で陸上を始め、元々中距離が専門だったが、記録が伸び悩んでいた昨夏、同校教諭の佐藤賢一監督(36)から転向を勧められた競歩で、才能が一気に開花した。加藤は「調子は上向き。北信越でもベストを尽くし、入賞を目指す」。
佐藤監督は「強い意志を持った3人。コロナ禍でも自主練習を続けた成果が現れた」と評価し、「さらに力を付けて経験を積み、チームを引っ張っていく存在になってほしい」と期待する。
北信越大会は、男女とも県大会各種目の上位3人(1種目1校3人以内、1人2種目以内)が出場。中信勢は計9校の男子18人、女子5人が挑む。