2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

「安曇野にも戦争があった!」郷土博物館で展示や鼎談

戦時中の生活など10テーマ

安曇野市の豊科郷土博物館で14~29日、「安曇野にも戦争があった!」と題した展示が開かれる。同館を拠点に活動する学習グループ「友の会」の戦時生活部が計画。特別企画として14日、堀金村(現同市堀金)出身の特攻隊員で戦死した、浅川又之さんのおい3人による鼎談(ていだん)もある。
展示は、旧松本歩兵第五十連隊の有明演習地、戦時中の生活についての証言など10テーマ。「穂高・有明空襲」で壊れた馬頭観音、1944(昭和19)年に豊科国民学校に寄贈された二宮金次郎の木造などを並べる。
また戦時中の堀金上堀区の会議録も展示。国の伝達などが記されており、戦時生活部メンバーの1人、百瀬新治さん(69、堀金烏川)は「貴重な記録」と話す。
鼎談は午後1時半~3時。おいの浅川利夫さん(堀金)、手塚明男さん(豊科)、山田一之さん(同)が、20年ほど前に親族が出版した本「永遠の又之叔父」についてや、又之さんの人となりを語り合う。
百瀬さんは「安曇野で生まれ、スポーツマンで、養蚕振興に役立ちたいと思っていた青年が、特攻隊として行かなければいけなかった気持ちに思いをはせてほしい」と話す。
午前9時~午後5時。入館料100円。鼎談は定員20人。申し込み、問い合わせは同博物館℡0263・72・5672