2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

前向きになるために- ママが使っている 魔法の言葉は?

自分が好きな「魔法の言葉」を使うことによって、人間関係が円満になったり希望を持てたりした経験はありませんか?日頃使っているポジティブな言葉をママたちに聞きました。子どものコミュニケーション能力を育てるために母親が学ぶ「マザーズコーチングスクール」の認定講師で、チアリーディングコーチも務める和田春菜さん(34、松本市)による「魔法の言葉を見つけるこつ」と共に紹介します。

★ママたちの言葉
◆あいしてるよ 外国の人が何かにつけて「アイラブユー」と言っているのを聞いてから、家族みんなで使うようにしています。朝忙しくしていても「いってらっしゃい!あいしてるよ!」と言うと、雰囲気が和み笑顔になります(松本市、Y・Aさん、子ども7歳、6歳、9カ月)
◆大丈夫 学校であった良くない出来事を子どもが話してきた時など、無理に聞き出そうとしないで気持ちを受け止め、最後にこの言葉を掛けます。シンプルでありきたりのようですが子どもは安心するようです(安曇野市、N・Iさん、14歳、12歳、8歳)
◆宝物だよ 怒ったりけんかをしたりした日でも、余裕のある時や寝る前に「〇ちゃんはお父さんとお母さんの宝物だよ」と言うようにしています。うれしそうな安心した顔になります(松本市、S・Iさん、5歳、2歳)
◆今日の満足、明日への希望 発達障害の子を持つ親のための講座で、最後に講師が言った一言です。自分の子が他の子と違うつらさは当人にしか分かりません。自分と子どもの両方を慰め、落ち着かせるための言葉です(松本市、10歳児の母さん、10歳)
◆未来の収穫時期が楽しみ。この子にはどんな花が咲くのだろう? 花育てに例えるなら、今は根っこをしっかり張って葉や茎に養分を行き渡らせている時期。目の前のことで精いっぱいで息が詰まることも多いけれど、先輩ママから「収穫期を迎えた」と聞いて、私も希望が持てるようになった言葉です(塩尻市、ひつじさん、11歳、9歳、2歳)
◆チャレンジできたこと。それが素晴らしい 結果がどうであれ、子どもには取り組めた事実を褒めるようにしています。うまくいくことだけにとらわれるとお互い苦しくなるので(松本市、みっきーさん、20歳、14歳)
◆1日10分やれば1年やると3650分。やってない人より60時間も前に行ける 習い事の練習やトレーニング、勉強などが面倒なときにこう思ってやります(安曇野市、くりねさん、14歳)
◆この話で3時間は語れる。何もない人生よりイレギュラーがあるほうが貴重 トラブルが起きたときにただ愚痴るのではなく、こう思うようにしています。話のネタが増えたと思うと面白がれます(安曇野市、えかきさん、13歳、10歳)
◆今の行動と人格は別。いつもありがとう 夫とけんかをしたときやイライラするときは、今までしてもらってうれしかったこと、感謝したことをひたすら思い出します。たくさん考えると「仕方ないか」と思えるくらい冷静になれます(安曇野市、ありさん、11歳、9歳)
◆ありがとう 誰に対しても、どんな場面でもこの言葉を相手に伝えるようにしています。子どもに対してはハグも加えると一気に笑顔があふれます。親が心掛けて使うようにしたら、子どもたちも自然と口にするようになった気がします(木曽郡、まみこさん、8歳、6歳)

「魔法の言葉」見つけて心育てる手助けを

和田さんに聞いた「魔法の言葉を見つけるこつ」を紹介します。
(1)子どもも自立した人として扱う
親は「まだ子ども」と思いがちですが、想像以上に理解しています。話をそらしたり「〇〇しないと鬼が来る」などとはぐらかさないで、人対人としての会話を心掛けましょう。心も育てます。
(2)答えは子どもの中に
何か困ったことが起きたときも、答えは親やネットの中ではなく子どもの中にだけ入っています。探すサポートをしてみましょう。
(3)いい子に育てなきゃと思わない
心も頭も伸び伸びと育つ、自分も相手も尊重するコミュニケーションを身に付ける、幸せに生きていく─。本当に大切なのはこういうことではないでしょうか。その手助けをする視点で言葉を探してみましょう。
和田さんは「子育てができる時間は本当にわずかです。わが家にとっての魔法の言葉を見つけて、より温かく豊かな時間が増やせたらうれしいですね」。