2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

辰巳の庭公園に14店出前「みどり食堂」

松本市の緑町の商店でつくる「みどり会」は10、11月の日曜に計4回、辰巳の庭公園を“食堂”に見立て、会員の飲食店の料理などが食べられる「みどり食堂」を開いている。新型コロナウイルス対策で店内の3密を避けようと、市が支援する「街場のえんがわ作戦」の緑町版。15、29日も開く。
参加するのは「桜家」「鯛萬」「いかるがの里」「うどん酒場勝利」など14店。受付で各店が用意するメニューの中から注文すると、店から公園に出前が届く仕組みだ。
同市の中心市街地では8月以降、「街場の-」で道路の占用許可基準が緩和され、飲食店などが店の前にテラス席を設けて営業している。
しかし、緑町の通りの多くは道幅が狭く、店前に席を設けることができないため、市の許可を取り、公園で食堂を開くことにした。初回の10月18日は40~50人が訪れた。
営業は午後3~8時。日が落ちると冷え込むため、ストーブなど暖房器具を用意している。1日に利用した、市内で飲食店を営む郡司国忠さん(77)は「店が苦しいのはお互いさま。こうした取り組みで、街全体が元気になればいい」。
食堂の広報担当で「蕎麦倶楽部(そばくらぶ)佐々木」店主の佐々木文宣さん(58)は「食堂が緑町の店に来るきっかけになってくれれば」と期待する。