「ミセス・アース」出場 塩尻の中澤さん

塩尻市のイメージコンサルタント中澤みほ子さん(40)は30日から2日にわたり都内で開く「ミセス・アース・ジャパン第1回日本大会リバース組」に出場する。
高校時代からおしゃれやファッションに興味があった。客室乗務員(CA)を経て結婚、出産。不惑を控えて徐々に変わる自分の外見に悩んでいた時、1本の口紅と出合った。
今まで付けたことのなかった口紅の色が中澤さんの表情を変え、おしゃれへの欲求に再び火を付けた。「今の自分が客観的にどんなふうに見られているのか。(大会出場で)それを確かめたい」と中澤さん。
目指したい印象をプロデュースするイメージコンサルタント。大会への挑戦を仕事にも役立てたいと考えている。

「美の仕事」に向けて自分磨き
コンサルサロン1月オープンへ

民間資格の「イメージコンサルタント」の資格を持つ中澤みほ子さん。来年1月、自宅に「イメージコンサルティングサロンStileM」を本格オープンする予定で、その準備にも忙しい。パーソナルカラー診断やメークのほか、体形によってどんなデザインの服が似合うかなどを診断する「体型分析」、顔の雰囲気や形によるメークの仕方などをアドバイスする「顔タイプ分析」などをする。
「美に関する仕事をする以上、自身が『自分磨き』をしていないと駄目じゃないですか」。中澤さんが、ミセス・アース・ジャパンに出場するのはこんな理由からだ。10月6日に開かれた同コンテスト長野大会のエメラルド部門(40~59歳)で準々グランプリを獲得。地方大会の準、準々グランプリ者が競う「日本大会リバース組」の出場権を得た。
プレオープン中のサロンで、さまざまな色の布を胸に当て、色によって顔の印象が変わることを訪れた客に説明する中澤さん。「私自身は『スプリングカラー』というポップで元気が出るような色が似合うんですよ」。その色を当てると、確かに印象が違う。そのことを客も納得したようだった。

今も生きているCA時代の経験

辰野町出身。「将来はファッション業界で働きたい」と思っていた中澤さんだったが、自分よりおしゃれな友達がそうした道を目指していることを知った時、「自分程度では駄目」と思い込み断念したという。
初めて飛行機に乗った際、CAの格好良さに一目ぼれし目標を方向転換。短大卒業後、いったんは違う業種の企業に就職したが夢は持ち続け、語学留学するなどしてスキルアップ。2005年、25歳で全日空のCAに採用され、以後約7年間、国際線に搭乗した。
中澤さんは「周囲は美意識の高い人ばかりで刺激を受けた。財界人や芸能人の接客もした。こうした経験が今に生きている」と振り返る。

塩尻市に移住しCAも辞め、2児の母親にもなった。肌荒れや体形など、自分の外見の変化に悩んでいた約2年前、CA時代の写真などを見て「この頃によみがえりたい」とも思った。
そんな時にふと、都内で受けたパーソナルカラー診断で口紅を塗ってもらったことが転機となった。その色は中澤さんが今まで付けたことのないオレンジ色が入っていた。自分の顔の印象が一気に明るくなり、衝撃を受けた。「口紅の色でこんなに変わるなんて」
おしゃれ大好きだった高校生時代の自分を思い出し、CAよりも先にやりたいと思っていた仕事を「これからやろう」と決意。イメージコンサルタントなどの勉強を始めた。1年前に自分の店を持つことを決め、今は3歳と2歳の子育てをしながら、コンテスト出場と開店準備に追われている。
「ママになっても自分の時間をつくり、自分の好きな仕事ができることを知ってもらいたい。周りを幸せにするには、まず自分が幸せにならないと」。前向きな考え方で、中澤さんは大会に臨む。
中澤さんのサロンは「印象美人StileM」で検索。