波田小アカマツこも巻き冬支度

6年生が450本に作業

松本市の特別天然記念物に指定されている同市波田の「波田小学校のアカマツ林」で11月26日、同校6年生(148人)が、わらでできた「こも」をアカマツの幹に巻いた。越冬する害虫をこもの中に誘い込み、動きだす前の春先に外して焼く伝統的な駆除法。児童らの手で約450本が“腹巻き”姿のような冬支度を整えた。
児童らは松本地域シルバー人材センター会員から手ほどきを受け、2人1組でこもを巻き、ずれないように縄できつく縛った。太い幹に巻き付けるのに苦戦する場面もあったが、協力し取り組んだ。
アカマツ林は、同校の敷地のおよそ半分にあたる約2万平方メートルに広がり、樹齢200年を越える木もあるという。滝本一葉さん(12)は「マツは大切な存在。何年たっても元気でいてほしい。これから入学してくる子も、自分たちのように木を見て育ってもらいたい」と話した。
こもは例年、波田地区子ども会育成会が2月中旬ごろに取り外して燃やし、焼き芋を楽しむ。