浅間温泉火焔太鼓若手ユニット「三影」 単独公演の夢目指す

松本市の浅間温泉火焔(かえん)太鼓保存会の若手メンバー4人でつくるユニット「三影(みかげ)」は、同会が指導する本郷若獅子太鼓で小学生のころにばちを握り、中学生以降は火焔太鼓で活動を続けている幼なじみだ。結成5年、先輩ユニットのように単独で自主公演する日を夢見て、練習に励んでいる。
メンバーは丸山凌さん(22、製造業)、本間義毅さん(22、信州大農学部4年)、丸山淳さん(21、飲食業)、西保木晶太さん(19、製造業)。結成60年近い火焔太鼓の練習は「県内の太鼓連で最もハード」と言われるが、4人は「シンプルに太鼓が好き」と続けてきた。
目標は、火焔太鼓の先輩でもあるユニット「天空」。県内各地で自主公演もしている4人組で、三影の初舞台は2015年12月、天空の公演のオープニングアクトだった。三影の名付け親でもあり、「天空の下の、3人の影」という意味だ(2018年に西保木さんが加わり4人に)。
「気合や技術、音の大きさや美しさなど、すべての面でかなわない」(丸山凌さん)という兄貴分の存在を、「追い付いて、自分たちも県内外を問わず演奏に呼ばれるようになりたい」(本間さん)と励みにする4人。天空のメンバーで、保存会の会長でもある降旗寿春さん(35)は「俺たちを超えろ!」と叱咤(しった)激励する。
火焔太鼓は昨年、イベントや浅間温泉の旅館などで約90回演奏し、三影にも40回ほど演奏の機会があった。しかし、コロナ禍の今年は、三影として演奏ができたのはたった2回。それでも毎日曜の火焔太鼓の練習後、4人で別の会場を借りてばちを振っている。
6日午後1~3時、「ホットプラザ浅間」前の広場で開く火焔太鼓の打ち納め演奏会で、三影も演奏する。グループ全体で15曲ほどを予定。雨天中止。