坂北荘浴室から楽しむハボタンに電飾

筑北村の日帰り入浴施設、差切峡温泉「坂北荘」は、浴室から眺められる庭にハボタン20鉢余を飾って利用客の目を楽しませている。さらに午後4時からはイルミネーションを点灯し、浴槽に映り込む植物の色と電飾の光が、幻想的な雰囲気を醸し出している。
主に住民が育てたハボタンで、このほかにも四季折々に提供された花の鉢植えが飾られている。例えば春から夏にかけてはカサブランカ、秋には色とりどりの菊。楽しみにしている常連客も多く、中には職員が実施している花のための貯金に寄付する人もいる。
同施設は高齢者自立支援を軸に村が運営しており、職員17人のうち9人が高齢者の有償サポーター。花の手入れも積極的に行い、体が丈夫になったメンバーもいるという。
初めて訪れた佐野美鶴さん(48、上田市)は「意外な景色で驚いた。ハボタンがこんなにきれいだと思ったのは初めて」と笑顔。大塚文登所長は「コロナ禍の中、少しでも気持ちを癒やしてもらえたらうれしい」と話している。
アルコール消毒、オゾン除菌装置などで感染予防対策をしながら営業。午前10時~午後8時。木曜定休。入浴料は一般410円。℡66・2223