アグリ中郷×コムハウス 農福連携えごまクッキー

栽培や商品化に松本大も協力

松本市新村の南新中町会の農家などでつくる農事組合法人「アグリ中郷」(上原松男代表理事、47人)が栽培するエゴマの油の搾りかすを使い、障害者の就労継続支援事業所「コムハウス」(寿豊丘)の利用者らが「えごまクッキー」を開発し、販売を始めた。
同法人は遊休農地を借りて昨年からエゴマを栽培。昨年は収穫した実と、血液の流れを良くするなどの効果があるとされる油を販売した。加えて今年は油の搾りかすを活用しようとコムハウスに依頼し、利用者4人が砂糖味と塩味のクッキーを作った。
栽培や商品化には地元の松本大の学生らが協力し、商品ラベルのデザインは昨年に続いて松本大総合経営学部観光ホスピタリティ学科4年の五味直斗さん(23)が担当。クリスマスや年末年始の発売に合わせ、おめでたい感じのパッケージにした。
コムハウス主任支援員の宮澤和美さん(43)は「コロナ禍で自主製品を販売する機会が少ない中、地域や社会とつながりが持てるのはありがたい」。同法人エゴマ班長の関敏幸さん(73)は「農業と福祉の“農福連携”で、皆が良い方向に向かえば」。
クッキーは各250円(6枚入り、問い合わせはコムハウス ℡0263・85・2234)。農産物直売所のファーマーズガーデン各店などで販売中。エゴマの実は200グラム850円。油の販売は1月から。問い合わせはアグリ中郷 ℡080・1055・2097