コーヒーとカレーの器展

安曇野市豊科南穂高のカフェ&ギャラリー「あづみのコミューンチロル」は8日まで、県内外の陶芸家ら11人の作品を集めた「コーヒーとカレーの器展」を開いている。釉薬(ゆうやく)をかけずに焼いた「焼き締め」や、カラフルな釉薬が効いたもの、白地が生きる「染付」など多彩な食器200点弱が並ぶ。
唯一、陶磁器でないのは塩尻市贄川の漆職人、伊藤敦欣さん(74)が麻ひもに漆を施して制作したコーヒーカップ。茶色や、紅色、黒っぽいものなど、しゃれた雰囲気の作品で目を引く。内側に金箔(きんぱく)を散らした品もある。
伊藤さんは「まず、麻ひもを型に沿って巻き、漆で固めるが、その際、ひもの表情を生かすよう気遣っている。その後、色漆で内側を滑らかにしたり、外側を仕上げたりする」と工夫を話す。10年以上前から同様の手法で鉢や盆などを手掛けているが、コーヒーカップの大きさで気に入ったものができたのは10年ほど前からという。
午前10時~午後5時(最終日は4時)。火曜定休。チロル電話0263・72・3322