アナログゲームの魅力

知育面・教育面でも効果大

近年のブームに加え、コロナ禍で家にいる時間が増えたことで「アナログゲーム」が注目を集めています。トランプやオセロ、人生ゲーム、マージャンの簡略版「ドンジャラ」といった有名なもの以外にもさまざまなゲームがあり、遊びを通して思考力や判断力、記憶力、コミュニケーション能力などが鍛えられるといいます。松本市深志1のボードゲームができる「レンタルカフェえすぽち」の代表丸山竜介さん(塩尻市)とスタッフに、アナログゲームの魅力やお薦めのゲームなどを聞きました。

勝ち負けを経験し成長

★丸山さんに聞くアナログゲームの魅力
ボードゲームやカードゲームなどのアナログゲームは、子どもと大人が一緒に楽しめるコミュニケーションツールです。小さいうちからボードゲームに関わることで、知育面でも教養面でも大きな効果がある─と世界で広く認められています。
初対面でも一緒に「ゲーム」をすると会話が弾みます。ゲームの中で勝ち負けを経験することで、ルールは公正だけど結果は平等でないことや、正解は一つでないことを学べます。「次こそ負けない!」と競争心をかき立てられることも成長につながります。
また、経営者や営業マンなどいろいろな世界をゲームで疑似体験することで、学校では学べないお金の教養や、相手に分かりやすく伝えるプレゼンテーションスキル、交渉スキルといったことを学ぶ機会にもなります。ゲームはたくさんの種類があるので、各自でいろいろな楽しみ方ができるのも魅力だと思います。

小さい子も楽しめる お薦めゲーム

数あるボードゲームの中から、店長の松島雄太郎さん(松本市)とスタッフの和田ちな美さん(大町市)に、小さい子どもがいる家庭で楽しめるゲームを選んでもらいました。年齢に関係なく直感で遊べるものばかりです((1)対象年齢(2)プレー人数(3)所要時間)。

ブロックストライゴン(Mattel)
(1)7歳~(2)2~4人(3)15分~
各色22個の形の違うピースを交互に置いていく陣取りゲームで、最後に自分のピースをたくさん置いた人が勝ち。毎回、異なる展開やカラフルな盤面が楽しいパズルゲーム。

ウボンゴ(ジーピーゲームズ)
(1)8歳~(2)1~4人(3)20分~
パズルといえばこれ!!砂時計が落ちる前にパズルを解く脳トレ要素もあるゲーム。刺激たっぷり。

クラッシュアイスゲーム(友愛玩具)
(1)6歳~(2)2~4人(3)5分~
氷に見立てた青と白のブロックの上に立つペンギンを落とさないように、ルーレットに指示された氷をハンマーで順番に落としていくバランスゲーム。

スティックスタック(Broadway)
(1)8歳~(2)2人~(3)15分~
ぐらぐらする塔にスティックを載せていくバランスゲーム。接する部分の色が完全に一致している場所しか置けないので、ドキドキひやひや感がたまらない。

ナンジャモンジャ(すごろくや)
(1)4歳~(2)2~6人(3)15分~
個性たっぷりの謎の生き物に名前を付けて、その生き物が再登場したら素早く名前を呼ぶ記憶力と反射神経が試されるゲーム。

「今はコンビニでも販売されているくらいボードゲームは身近なもの。お子さんが興味を示していたら、まずはお父さんお母さんも気軽に遊んでみてほしい」と言う松島さん。実は店に就職するまでボードゲームは未体験でしたが、今ではその魅力にすっかりはまっているそうです。
営業は金~日曜と祝日で、午後1(金曜は4時)~11時(日曜は10時)だが、新型コロナの感染拡大状況により変更あり。3時間1200円(1ドリンク付き、税別)、中学生以下は半額、小学生・未就学児は保護者1人につき無料。℡31・5000 https://www.espoti315.comhttps://www.espoti315.com

【ナンジャモンジャ】
子どもたちと遊んでみたら

記者の長女(7)、長男(4)とロシア発祥の「ナンジャモンジャ・シロ」で遊んでみました。
奇妙なキャラクターが描かれたカードを順番にめくり、名前を付けていきます。参加者はそれを覚え、そのキャラが再登場したら間違えずに素早く呼び、一番早く叫んだ人が既にめくられたカードを全てゲット。これを繰り返し、山札がなくなった時点で手持ちのカードの多い人が勝つという簡単なルールです。
最初は「もふもふちゃん」「さくらんぼほっぺ」など、キャラの見た目や自分の覚えやすさで名前を付けていた子どもたち。続けるうちに他の人が覚えにくい名前がいいと判断し、名前を長くしたり覚えづらい名前にしたりといった工夫も見られました。
何度も遊ぶうちに、前回付けた名前とごっちゃになるのも面白く、私も思わず「もう1回!」。記憶力や発想力、瞬発力などを養うのにも効果があると思いました。