松商重量挙げ男女7人全国選抜へ 創部以来の快挙

松商学園高校(松本市)ウエイトリフティング部の男女7人が、重量挙げの全国高校選抜大会(3月25~28日、金沢市)出場を決めた。計7階級で参加標準記録を突破し、14日の選考委員会で出場が確定した。全国選抜大会に7人が出場するのは創部以来の快挙といい、大舞台での活躍を誓って練習に気合が入る。
バーベルを頭上まで一気に持ち上げる「スナッチ」と、一度肩まで引き上げてから頭上まで上げる「クリーン&ジャーク」の規定2種目。
全国選抜大会は、体重別の男子9階級、女子8階級の個人戦。標準記録は全国高校総体(インターハイ)より高く設定されており、男子は各階級の記録突破者の上位12人、女子は同10人が出場する。松商高勢は、いずれも昨年11月末~今年1月に行われた予選の県、北信越大会などで男子2人、女子5人が突破した。
期待は、ともに2年生で北信越大会(1月)を制した男子73キロ級の下平青空(あお)と同67キロ級の今溝龍生。下平は北信越で標準記録を18キロ上回る2種目トータル226キロ(スナッチ96キロ、ジャーク130キロ)で、ジャークは自己記録を更新。「全国でも入賞圏内の力がある」と顧問の金井洋貴教諭。
下平は中学ではバレーボール部で、重量挙げは高校入学後に始めた。「やればやっただけ、結果が数字に表れるのが魅力」といい、「全国選抜で結果を残し、インターハイ、国体でも優勝を狙う」と意気込む。
県3次予選会(昨年12月)で標準記録を10キロ上回るトータル211キロ(96キロ、115キロ)を上げた今溝は、北信越大会の1週前に肩を痛め、優勝したがトータル201キロ(93キロ、108キロ)と実力を出し切れなかった。「けがを治し、自己記録を超えられるように上半身を鍛え直す。目指すは表彰台のてっぺん」と、初の全国大会に照準を合わせる。
同部から女子5人が全国選抜大会に出場するのも過去最多。49キロ級の標準記録を県大会(昨年11月)で9キロ上回った(50キロ、64キロ)原山友那(2年)は「ここまで強くなれたのは先輩たちのおかげ。昨年、コロナ禍で大会が中止になり、出られなかった先輩たちの分まで結果を残したい」と強い思いを口にする。
女子はほかに、45キロ級の宮澤愛子(1年)が県大会でトータル98キロ(45キロ、53キロ)をマーク。55キロ級の大月梨莉(2年)は132キロ(60キロ、72キロ)、71キロ級の横内彩夏(同)は130キロ(60キロ、70キロ)、76キロ超級の竹内悠姫(1年)は135キロ(63キロ、72キロ)で、3人とも県3次予選会で標準記録を突破した。