「やぶはら高原スキー場」写真展 90年の歴史振り返る

木祖村観光協会(同村薮原)は14日まで、村内にある「やぶはら高原スキー場」の90年の歴史を振り返る写真展を、「薮原宿にぎわい広場笑ん館」で開いている。時代を彩ったスキーウエアや戦前の木製スキー板などを含む180点を展示している。
写真は「宿・食堂・建物」「昔の乗り物」「薮原駅と乗り合いバス」など9つのテーマに分けて展示。夏のゲレンデで若い男女6人グループが撮った記念写真(1954年)や、駐車場に大きなシートを広げて昼食をとる写真(88年)など、住民の思い出や時代の空気感をたっぷり伝える作品がずらり。
そのほか、オープン当初のスキー場パンフレット、スキーウエア、木製スキー板と竹製ストックといった貴重な資料も並べる。
やぶはら高原スキー場は、1931(昭和6)年度シーズンに「薮原スキー場」として開設し、2030年度に開業100年を迎える。「10年かけてスキー場の100歳をお祝いしていこう」と、同協会が村民にスキー場にまつわる資料提供を呼び掛けたところ、写真などが続々と寄せられ、今回はその中の一部を紹介している。
同協会には今でも村民から資料が寄せられているといい、圃中登志彦専務理事(60)は「スキー場が村にもたらしたものの大きさを実感している」と話している。
午前9時~午後5時(最終日は正午まで)。入館無料。火曜休館。問い合わせは同協会tel.0264・36・2543(月曜定休)