県ケ丘高 「信州学」成果発表

松本市の松本県ケ丘高校の探究科1年生81人が1日、昨年10月から取り組んできた「課題探究活動」の成果を校内で発表した。生まれ育った地域の文化・産業・自然を理解し、身近なものや自身の経験に目を向ける「信州学」の一環。2、3人ずつの全38グループが発表した。
長田真奈さんと柳本凜華さんは、県内で広がる松くい虫被害で伐採されたアカマツの、棄てられている葉に着目。有効活用を目指して実験し、「アルコール消毒液や松葉茶に利用できるのでは」と推測した。
細川結さんと山崎りこさんは「美術館の数が日本一多い長野県は、県民の芸術への理解度が高い」と分析。「芸術の力でごみを減らせないか」と考え、公園や観光地でごみを拾い、芸術作品を作ってSNS(会員制交流サイト)で発信したところ、多くの反響があった。「問題に関心を持ち、自分ごとと意識することが大切」と感じたという。
生徒は自身が考えた課題を、インターネットやアンケート、インタビュー、実験などを通じて調べた。教員による事前審査と生徒の投票で優秀3組を選び、3組の発表は探究科の1年生全員がオンラインで視聴した