図書紹介POP 宮原君最優秀賞

図書の紹介カード「POP(ポップ)」の作品を審査する「りぶしるPOPコンテスト2020」(図書館サービス向上委員会主催)で、塩尻市木曽楢川小学校4年の宮原律月(りつ)君(10)=写真右端=の作品が、小学生の部で最優秀賞を受賞した。
宮原君がPOPを作ったのは、学校の図書館で借りた「ルイ・ブライユと点字をつくった人びと」。幼い時に事故で失明するも、14歳で6点点字を考案したルイ・ブライユなどを紹介した本だ。
宮原君は、ブライユの顔をPOP中央に大きく描く大胆な構図を取り、色の使用を最小限に抑えたシンプルな作品に仕上げた。「点字の大切さをみんなに知ってもらいたいと思いながら作った。多くの人に読んでもらえたらうれしい」と声を弾ませる。
もともと読書があまり好きではなかったという宮原君。「ルイ─」は、市立図書館が昨年、同校で開いたPOP制作の授業で本を選ぶ際、「点字ってどういうものだろう」と疑問に思って手に取った本だった。「この本は読み進めるほどに面白くて。これからは本を読みたい」と笑顔を見せた。
市立図書館が昨年、市内の小中学校図書館と連携し、児童生徒のPOP作品を館内に展示する「POPで図書館を飾ろう」を開催。寄せられた作品のうち小・中学校から30点ずつを「りぶしる─」に応募し、計47人の作品が佳作以上に選ばれた。入賞作は同館ホームページで見ることができる。