「シャッターオープンプロジェクト」 空き店舗ににぎわい 多彩な店が出店

大町市の中心市街地で21日、5つの空き店舗のシャッターを開け、1日限定で市内外の多彩な店が販売などに活用する「シャッターオープンプロジェクト」が行われる。5日、出店者らが実際に使う店舗を訪れて見学や掃除をし、当日の陳列方法や店内配置などを考えた。
同市と東京大、信州大が共同で取り組む、中心市街地の空き家を活用したまちづくり研究事業「空き家の学校」の一環。昨年7月に中心市街地で行った外観目視調査で、特に空き店舗が固まっていた上仲町、下仲町の5店舗を、チャレンジショップとして使う。
公募で集まった出店者5組が1店舗ずつ使用。地元産農産物などの加工品やオーガニック食材、古本、洋品、バッグ、木製花器、ドライフラワーの飾りなどを販売する。
県外出身で安曇野近辺でカフェの出店場所を探している秋吉実加乃さん(38、安曇野市)は、かつてオーディオ・映像機器販売店「オーディオインキタムラ」だった店舗で、自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆を販売。試飲もできるようにする。
秋吉さんは「商店街の雰囲気は好きだが、シャッターが下りているのはもったいない」。今年初めまで45年間同店を営んだ北村文茂さん(73)は「街なかのにぎわい創出は地元の人の力だけでは難しい」と取り組みを歓迎する。
市担当者は「何か動きが起こることで、街も動きだす。その一歩になれば」と期待。
オープンは午前10時~午後2時。当日は、全店を巡ると市キャラクター「おおまぴょん」グッズがもらえるスタンプラリーもある。市まちづくり交流課定住促進係℡0261・21・1210